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北米初の浦沢直樹作品展「浦沢直樹-漫画という芸術-」展
ジャパン・ハウス ロサンゼルスで1月23日より開催
2019.01.09

ロサンゼルス – 2019年1月7日 –
ジャパン・ハウス ロサンゼルスでは、1月23日から3月28日まで、国際的に高い評価を受ける日本の漫画家、浦沢直樹の作品を紹介する「浦沢直樹-漫画という芸術-」展を開催します。本展では、400点以上の漫画の原画とネームの展示を通じて、浦沢作品の多様な世界観をご紹介します。浦沢直樹の作品は現在20カ国以上で出版され、そのダイナミックなストーリーで世界中の読者を魅了しています。国内外で多数の賞を受賞し、発行部数は日本国内だけで累計1憶2700万部を誇ります。近年ではルーブル美術館との共同プロジェクトにて制作した『夢印』(協力:フジオ・プロ)が好評を博す等、様々なコラボレーションを通じて国際的な人気が益々高まっています。

1983年にプロデビューして以来、浦沢直樹は漫画という媒体の限界を絶えず打ち破り、その巧みな構成力と卓越した画力を通じて表現された内観的かつ哲学的な作品に、読者は熱狂し続けてきました。浦沢作品において見落とすことができないのが、作品の中に社会的背景と詳細な文化的設定を巧みに組み込んでいる点でしょう。彼の物語の多くは、人類史上のある特定の瞬間と個人的なドラマを結びつけることにより、社会的、歴史的な力が登場人物の行動にどのような影響を与えるかを描いています。そこにあるのは人間の希望と夢、そして時に人間の恐怖です。

本展では、19世紀後期に発展した絵と文章を組み合わせた様々な媒体から進化した、ストーリーとアートを融合した芸術としての漫画を、浦沢作品を通じてご紹介します。ネームの展示からは、浦沢の頭の中のイメージがいかにして漫画という形になっていくのか、その過程が見てとれるでしょう。『YAWARA!』、『MONSTER』、『20世紀少年』、『PLUTO』(浦沢直樹×手塚治虫・長崎尚志プロデュース・監修/手塚眞・協力/手塚プロダクション)、『BILLY BAT』(ストーリー共同制作:長崎尚志)、『MASTERキートンReマスター』(ストーリー:長崎尚志)、『夢印』(協力:フジオ・プロ)の主要7作品から浦沢直樹自らが選んだ手描きの原稿の展示では、原画でストーリーを読むという贅沢な体験を楽しむことができます。また、日本でよくある漫画の週刊連載というスタイルを実際に体験していただくために、『YAWARA!』からは連続する4話を1話ずつ2週間ごとに展示していきます。特設の読書コーナーでは英語に翻訳された作品もご覧いただけますので、この機会にぜひ日本の漫画文化をお楽しみください。


浦沢直樹登壇 関連プログラム

浦沢直樹サイン会
日付:1月23日
時間:6:00~7:00 p.m.
会場:ジャパン・ハウス2階 ギャラリー
料金:ジャパン・ハウス “monozukuri shop“にて販売される書籍の購入代金
URL: https://www.japanhouse.jp/losangeles/events/naoki-urasawa-artist-talk-book-signing.html

「Drawing My World」 浦沢直樹インタビュー
日付:1月23日
時間:7:15~8:45 p.m.
会場:ジャパン・ハウス5階 サロン
料金:無料
URL: https://www.japanhouse.jp/losangeles/events/naoki-urasawa-artist-talk-book-signing.html


関連プログラム

ジャパン・ハウスでは、北米初の浦沢直樹展「浦沢直樹-漫画という芸術-」に伴い、ロサンゼルス在住のアニメーター兼イラストレーターであるミノミヤビ(MinoMiyabi)氏による漫画ワークショップを開催します。年齢を問わず参加できるインタラクティブなワークショップです。詳細は www.japanhouse.jp/losangeles で近日公開予定です。

  • 子供のためのキャラクター・ドローイング! (2月2日、3月2日)
  • 漫画&コミックスのキャラクターデザイン(2月2日、3月2日)
  • 構成とパネルレイアウト:漫画&コミックスの「コマ割り」(2月9日)
  • 漫画キャラクター風似顔絵(2月9日)

「浦沢直樹-漫画という芸術-」展

主催:ジャパン・ハウス ロサンゼルス、読売新聞社
協賛:シミズオクト
協力:N WOOD STUDIO、小学館、講談社、ポマト・プロ、ヤマトグローバルロジスティクスジャパン、ANA、ベイブリッジ・スタジオ、アガサス、ビズメディア
特別協力:長崎尚志、工藤かずや、勝鹿北星、手塚プロダクション、フジオ・プロ
アート・ディレクション:木内海太郎(ポマト・プロ)
監修協力:ステファン・ボジャン(アングレーム国際漫画祭アートディレクター)


ジャパン・ハウスについて

ジャパン・ハウスはロンドン、ロサンゼルス、サンパウロの3都市を拠点とする、外務省による革新的な世界的プロジェクトです。原研哉氏が総合プロデューサーを務め、国際社会における対日理解と認識の深化を目指しています。ジャパン・ハウス ロサンゼルスはハリウッド&ハイランド内の2つのフロアに位置しており、2階はギャラリーとショップ、5階は日本食レストラン、ライブラリー、イベント・スペースから構成されています。5階からはハリウッドやロサンゼルスの街並みを一望することができます。ジャパン・ハウス ロサンゼルスは、その空間と多様なプログラムを通して日本のすばらしさを体感できる、物理的・概念的境界を越えた新しい気づきの場を提供します。