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和紙 Paper/Papel

紙は紀元前後に中国で発明され、朝鮮半島を経て7世紀頃日本に伝播しました。
日本の紙の特徴はしなやかで強靭な点です。中国以西に伝わった紙は
漉き簀を垂直に漉きあげる「溜め漉き」で、繊維は短くふっくらとしています。

一方で和紙は、植物から採れる粘性成分を紙料液に混ぜ、簀の上で流すように
幾度も反復させながら漉きます。これにより繊維を長いまま漉くことができ、
繊維が緊密にからみあった強靭な紙ができます。薄くかつ強靭に進化した紙は、
書写材のみならず、建築や日用品にも用いられ、障子や襖、傘や行灯、
衣服などの素材に生かされています。

明治時代に機械抄きの洋紙が輸入された際に、
これらと区別する意味で古来よりの日本の紙は「和紙」と呼ばれるようになりました。

越前和紙

和紙は日本各地で漉かれてきましたが、越前、美濃、石州、土佐、因州など、品質において名前の知られた産地があり、現在でも紙漉きが営まれています。なかでも越前和紙は、品質や意匠の工夫などで歴史的に高い評価を得ています。「越前奉書」や「越前鳥の子紙」などは武家や公家の公用紙として重用されてきました。

  • 福井県 越前和紙の里|紙をめぐる話|紙の生まれる風景 No.09|竹尾

門出和紙

新潟県の門出地区には、大正時代には40戸ほどの漉き家がありましたが1973年から門出和紙工房1戸になりました。楮の栽培から一貫しての紙づくりは今も続いており、日本酒「久保田」のラベルはここで漉かれています。JAPAN HOUSE サンパウロでは小林康生が金属メッシュに楮の繊維をかけた間仕切り素材が用いられています。

  • INTERVIEW|小林康生

アワガミファクトリー

和紙の伝統を継承するだけではなく、新たな技法の開発や素材研究を行っている施設です。使い手の声に耳を傾け、現代の生活空間や用途に向き合っています。断裁をしない耳を生かした和紙や、オフセット印刷やインクジェット出力できる和紙など、今日の需要に向き合うことで、和紙は今日においても、進化発展していると言えます。

  • アワガミファクトリー
  • アワガミファクトリー
  • アワガミファクトリー
  • アワガミファクトリー
  • アワガミファクトリー

  • アワガミファクトリー

  • アワガミファクトリー

  • アワガミファクトリー

紙器|WASARA

パルプをモールド成型する技術を用いた紙の食器です。料理を盛り付け、箸で食べる環境を、パーティやケータリングに拡張しつつ、和の気品を維持している点で秀逸なデザインです。器を手にとって食べる所作を前提にしており、持った時の触り心地、軽さ、口当たりなど、細やかな点に紙の心地よさが感じられます。

  • WASARA
  • WASARA
  • WASARA
  • WASARA
  • WASARA
  • WASARA

  • WASARA

  • WASARA

  • WASARA

  • WASARA

ぽち袋|かみ添

越前、美濃、石州、京都などの和紙に、雲母染めをほどこし、胡粉を刷って仕上げたぽち袋に封筒と便箋。雲母を和紙に刷ることで、格調高い風格が紙に備わります。白は刷られた胡粉で、的確な手作業の技術を感じさせる製品です。和紙の白さに、雲母と胡粉という異なる「白」を合わせていく美意識にご注目ください。

  • かみ添
  • かみ添
  • かみ添
  • かみ添
  • かみ添
  • かみ添
  • かみ添
  • かみ添
  • かみ添
  • かみ添
  • かみ添
  • かみ添

  • かみ添

  • かみ添

  • かみ添

  • かみ添

  • かみ添

  • かみ添

  • かみ添

  • かみ添

  • かみ添

  • かみ添

各地の和紙

  • 日本の和紙生産地