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ジャパン・ハウス

NEWS

サンパウロ市に、現代日本を展示するスペースとなるジャパン・ハウスが開設されることが決定しました。
2016.02.01

サンパウロはロンドンとロサンゼルスとともに三都市の一つとして選ばれ、文化、テクノロジーとビジネスの新たな拠点が2017年パウリスタ大通りに開設されます。

 

日本の今を、新たな視点からサンパウロに紹介するジャパン・ハウス プロジェクトは日本政府のイニシアティブによるものであり、アート、テクノロジーそしてビジネスを結集させるジャパン・ハウスは2017年3月のオープンを目指します。来館者が21世紀の日本を、そのルーツや伝統とともに体感することができる施設です。

 

ジャパン・ハウスの改築工事は今年4月から始まります。著名な建築家である隈研吾氏のデザイン監修では、世界的に知られた氏の特徴である木材や紙といった天然素材の画期的な使用による、軽快で光溢れる空間が取り入れられています。

 

サンパウロは、ロンドン、ロサンゼルスと並び、世界初のジャパン・ハウスの拠点として選ばれました。

 

では、なぜ、サンパウロが選ばれたのでしょう。主な理由は、サンパウロがブラジルの都市であることにあります。ブラジルには、日本国外では最大の日系人社会が存在し、なかでもその人口はサンパウロに集中しています。日伯両国間の経済的・社会的・人的な絆は強く、親日国として知られています。同時に、サンパウロはラテンアメリカにおける経済の中心地の一つであり、芸術と文化の発信地としての顔も持っています。



 

ジャパン・ハウスの今後の活動

旬の日本を紹介するという使命を果たすために、ジャパン・ハウスでは多種多彩な活動を予定しています。人々の交流というテーマを根底に、綿密に企画された展示会、講演会、セミナー、文化イベントや芸術パフォーマンスが広大なスペースに展開されます。ジャパン・ハウスに来れば、ブラジルにいながらにして芸術、科学、スポーツ、ビジネス、料理など、各界を代表する日本の「顔」によるミーティングやワークショップやレッスンに参加することができるのです。

 

館内には、日本の食を体験できるレストランやカフェのほか、ライブラリや観光情報スポット、日本の工芸品のアンテナショップを併設。製品紹介、ミーティング、セミナーなどのビジネスイベントにもご活用いただけます。  

 

世界各地のジャパン・ハウスは、日本を代表するデザイナー兼プロデューサーである原研哉氏による基本方針をもとに、現地のスタッフが独自に展開します。ブラジルでは、サンパウロのポルトガル語博物館でのプロジェクトを代表作とするキュレーター、マルセロ・ダンタス氏がその任にあたります。

パウリスタ大通りの魅力
ジャパン・ハウスの建設予定地は、オスヴァルド・クルーズ広場と5月13日通りとの交差点に近い、パウリスタ大通り52番。選定理由は人通りの多さと、アクセスのしやすさでした。近年日曜日の歩行者天国が導入されたこともあり、すでにパブリックイベントや文化施設でにぎわうこの地域が、ジャパン・ハウスの登場によってさらに活況を呈することは間違いありません。
 
ジャパン・ハウスが入る建物は、同地の既存建物を改築しますが、日本とブラジルの様式を融合した外観を予定しています。ファサードには、日本建築の伝統である木造建築をベースに、ブラジルの現代建築の象徴ともいえる小さな中空のセメントブロックを組み合わせたコボゴと呼ばれる素材が用いられる見通しです。
 
爽やかな木の香りと、ファサードに降り注ぐ光と影は、都会の喧騒と鮮やかなコントラストを描く静謐をもたらします。周囲を囲むのは、日本にも、ブラジルにもなじみの深い植物である竹。ジャパン・ハウスは、パウリスタ大通りの新名所というだけではなく、たまたま立ち寄った方はもちろん、何度も足をお運びいただく常連の方をも飽きさせないプログラムを用意し、出会いと共存の場となることを目指します。
ジャパン・ハウスに携わる人々

ルーベンス・リクペロ

ジャパン・ハウス サンパウロ名誉館長。公人として長いキャリアを持つ国内有数の識者。財務大臣、環境大臣、国際連合貿易開発会議(UNCTAD)事務局長を歴任。外交官として、国連および在ジュネーブ国際機関の常駐代表、米国およびイタリア全権大使を務めた。また、ブラジリア大学、インスティテュート・リオ・ブランコ(外交官養成学校)で教鞭をとる。アルマンド・アルヴァレス・ペンテアード財団大学経済学部長、フェルナンド・ブローデル世界経済インスティテュート理事長。


中前隆博

在サンパウロ日本国総領事。日本にゆかりの深いブラジル各界の著名人が名を連ねるジャパン・ハウス運営委員会の長を務める。広島県出身。東京大学法学部を卒業後、外務省入省。在スペイン大使館、在メキシコ大使館、在イラク大使館、在アルゼンチン大使館で勤務したほか、OECD代表部、国際連合代表部を経験。外務省、経済産業省で主導的な役割を果たした。在ブラジル大使館公使を経て、サンパウロ日本国総領事に着任。

事務局の主なメンバー

平田 アンジェラ 多美子

ジャパン・ハウス・ブラジル事務局長。国際ビジネスのコンサルタントとして、複数のブラジル企業のブランディング戦略を経験。ブランド戦略を再構築するスペシャリストとして、HSMの招待でアルゼンチン、イタリア、メキシコ各国でフランシス・フォード・コッポラやフィリップ・コトラー、ムハマド・ユヌスらと並び、講演を行ってきた。サンパウロ・アウパルガタスの理事として、Havaianas(ハワイアナス)の国際化を推し進める。2006年から自身のマーケティングコンサルティング会社の筆頭に立ち、ブラジルと他国間のビジネス交流を推進し、自身のルーツでもある日本でも活躍している。

 

ギリェルモ・ムロ

ジャパン・ハウス サンパウロ事務局次長。ブランドと消費者の関係構築において30年以上の経験を有する。ブエノスアイレスで生まれ同地で広告学を修め、電通アルゼンチンでトヨタ、イタウ銀行、サディア、キヤノン、ヤマハの広告を担当し、COO兼CEOを務めた。また、オグルヴィ・アンド・メイザー・アルゼンチン、マッキャンエリクソン・アルゼンチンでもアカウントディレクターとして勤務し、マッキャンではネスレ ピュリナ、20世紀フォックス、ゼネラルモーターズ・アルゼンチン(シボレーブランド)を担当。また広告代理店Ratto/BBDO、ヤング&ルビカムではバイエル、フェデックス、BankBoston、フォルクスワーゲンを担当し、ルノー・アルゼンチンではアカウントエグゼクティブとして同社の広告宣伝を担当した。

 

マルセロ・ダンタス

ジャパン・ハウスのキュレーター兼企画ディレクター。ブラジル内外で多彩な活動を行うマルチ・クリエーター。芸術とテクノロジーのはざまを得意領域とし、五感を貫く体感型の博物館展示やプロジェクトを提供。サンパウロの「ポルトガル語博物館」、ピアウイ州のセラ・ダ・カピバラ国立公園にある「アメリカ人類博物館」、コロンビアの「カリブ博物館」、ベルリンの「民俗学博物館」とブエノス・アイレスの「Fundación Telefónica」で芸術監督を歴任。Banco do Brasil文化センターの「Antes — Histórias da Pré História e Arte da África」やイビラプエラ国立公園の“オカ”で行われた「Invento — As Revoluções que nos inventaram」 と「Água na Oca」も主導。Bill Viola, Tunga, Peter Greenaway, Jenny Holzer, Antony Gormley, Rebecca Horn と Anish Kapoorの展覧会を手がける。2010年の上海万博とリオ+20でブラジルの展示場のアートディレクターも担当。リオのパブリックアート“Oir”を作り、複数のドキュメンタリーの監督も経験。ダンタス氏はニューヨーク大学で映画、テレビとインテラクティブテレコミュニケーションを学んだ。

 

ネリー・カイシェッタ

ビジネスと経済分野に造詣の深いジャーナリストとして、ジャパン・ハウスのメディア・コミュニケーション局長に着任。10年前、出版社totum EXELÊNCIA EDITORIALを立ち上げ、ブラジル経済の国際化に照準を合わせた雑誌PIB(ブラジルの国際的な存在感)をメインに発行。「サンパウロ新聞」、ロンドンのBBCブラジルサービス、UPI通信社、出版社Abrilの国際部、経済部に所属するなど、20年に渡る記者、編集長の経験がある。

 

ファビオ・ラウディジオ

ジャパン・ハウス サンパウロのイベント・プロダクション局長。 スポーツやエンターテイメント領域におけるプランニング、マーケティング、販売およびコミュニケーション作業に18年以上携わる。電通ブラジル、FIFA、Red Bull、パウリスタサッカー連盟などに勤め、イベント担当として様々なメーカーの大規模イベントを実施。 FIFAマスターでスポーツビジネスを修め、2002年の日韓W杯ではFIFAの一員として勤めた。

 

 

広報

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